フレンチプレスで淹れられたコーヒーを
飲み切れず置いたままにしたことあるかと思います。
少し濃くなったなーって思って残りを飲みますよね。
実際のところ、どれくらいの時間経過で
どのような味の変化が起こっているかわからないので飲みくらべ実験をしてみました。
味の変化についてお伝えしていきます。
フレンチプレスの時間経過の飲み比べ実験
フレンチプレスの時間経過による味の変化を比べるために
①、②、③、④のコーヒーが同時にできあがるように作成。
①フレンチプレスで抽出完了直後
②フレンチプレスで抽出完了から1分経過
③フレンチプレスで抽出完了から2分経過
④フレンチプレスで抽出完了から5分経過
①の適正抽出されたものと②、③、④を
「温度が高いとき」「やや温度が落ちてきたとき」「冷めてから」の
3つの温度帯での感じ方を比較
温度が高いときの比較
・1分経過:完成直後のものとあまり味の変化を感じない。
・2分経過:少し濃い感じがする。微かに渋みを感じる。
・5分経過:かなり濃度があがっている。苦み渋みを強く感じる。
やや温度が落ちてきたときの比較(5分経過くらい)
・1分経過:やや濃い感じがするが、大きな違いを感じない。
・2分経過:温度が高いときに比べて、渋みをはっきり感じるようになってきた。
・5分経過:濃度の高さをより強く感じる。他のものとは明らかに違う感じである。
完全に冷めてからの比較
・1分経過:冷めたものを比較すると微かに苦みや渋みがあることを感じる。
・2分経過:苦みや渋みの違いを感じる。2分経過くらいから抽出が進んでいることがはっきりわかる。
・5分経過:濃度の高さが際立つ。かなり渋みを感じる。
まとめ
抽出完了後1分経過まではそれほど大きな差を感じませんでした。
それ以降の時間の経過は、濃度や渋みに問題を感じました。
美味しい状態でコーヒーを飲むためには、
5分経過以内にフレンチプレスからコーヒーを抜き上げたほうがよいと思います。