タビ種ってどういう品種?

こんにちは、ゆげ焙煎所の松崎です。

皆さん、コーヒーにはいろんな品種があることをご存じですか?
たくさんの生産国で色んな品種のコーヒー豆が栽培されています。

今回は、ゆげ焙煎所で近日販売を開始するコロンビアのタビ種を紹介します。

タビ種以外にもコロンビアには多くの品種が存在するのですが、
今、コロンビアでどのような品種が多く栽培されているのか
コロンビアのコーヒー栽培の時代背景からさかのぼるために、
まずは、他の品種から紹介しますね。

コロンビアで主に栽培されている品種

今回紹介するタビ種は、コロンビアでも多くは栽培されていません。
コロンビアで多く栽培されている品種は、

カスティージョ種とコロンビア種です。

では、まずその2種についての紹介です。

カスティージョ種

カスティージョは、現在コロンビアで最も多く栽培されている品種です。

1970年代、中南米でさび病が広まったことで、
気候変動や病気に強いものが求められるようになりました。

そこで、品質を落とさず、さび病に強いものとして
カスティージョが登場しました。

カスティージョは交配種(ハイブリッド種)で、
品種改良を重ねて開発されました。

コロンビア種

次に、コロンビア種の紹介です。
コロンビア種もコロンビアでは多く栽培されています。

カスティージョ同様、交配種でさび病に強い品種です。
そもそも、カスティージョはコロンビア種を
開発する過程で作られた品種なのです。

タビ種とは?

コロンビアで最も多く栽培されている2種を紹介しました。
2種とも中南米の農園がさび病苦しめられたことが背景にあり、
気候変動や病気に強い品種を開発したことで誕生したものでしたね。

では、タビ種にはどのような背景があるのでしょうか。
どのような味なのでしょうか。

タビ種誕生の背景

冒頭でも述べたとおり、タビ種原産のコロンビアでも
前で紹介した2種に比べると、それほど収穫量が多くない品種です。

タビ種もティピカ種、ブルボン種、ティモール交配種による交配種です。

*ティモール交配種:さび病に強い「カネフォーラ種」と香味上の品質が高い「アラビカ種」の交配種

つまり、前で述べた2種同様、品質を落とさないままさび病に強い品質を
追い求めて作られたものだと言えそうですね。

しかし、タビ種は2002年に発表された品種でまだ歴史が浅く、
そこまで普及していない理由として1つ考えられそうですね。

タビ種の味わい

今回、ゆげ焙煎所で扱うコロンビア・タビ種は

「ウィラ サンタ・リタ農園」です。

実は、同じ農園のタビ種を以前も扱ったことがあるんです。
きっとこのブログを見てくださっている方に、
飲まれた方もいらっしゃるかと思います。

味の特徴としては、いわゆるフルーティーなすっきり系です。

柑橘系の甘酸っぱい酸が特徴的で、
アイスコーヒーにして飲むとジュースみたいでゴクゴクいけちゃいます。

ゆげ焙煎所のここ最近のラインナップでは、ケニア・ニエリに近い印象ですね。
もう十分暑いですが、これからの夏にぴったりな味わいです。

酸にトゲがある印象はないので、酸味が苦手な方も
この機会に是非1度試してみてはいかがでしょうか。

最後に

実は、このタビ種は私、スタッフ・松崎の卒業研究でもあります。
2年ほど前から焙煎を始めましたが、最初に担当した豆も同じものでした。

高校生の頃に通っていた地元・熊本のコーヒー店で
コロンビアの浅煎りのジューシーな甘み、酸に感動し、
この業界に入ったため、最初にこの豆を選びました。

今回、いくつかのサンプルの中からこの豆を選んだとき、
同じものだとはわかりませんでした。

どこか運命的じゃないかと、勝手に感じています。

私にコーヒーを好きになるきっかけを与えてくれたもの以上の感動を届けられるよう、品質の良さを十分に引き出してしっかり焼きます。

どうぞ、お楽しみに。

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